「好き」の種類
好きってなんだろう。そんな気持ちを持ったことはありませんか。人が人のことを好きになるというのはごく自然なことで、その先で恋に落ちても不思議ではありません。
好きになることに理由は必要ありませんが、自分を納得させるために、好きになる理由を欲しがってしまうのも人間です。
「好き」にはいろいろな種類があります。代表的な恋愛の「好き」と友情の「好き」について考察していきましょう。
種類1:出会ったときに感じる好き
出会ったときに感じる好きの種類は、男女によって違います。
男性は目で見える外見や仕草などに惹かれる傾向があるので、一目ぼれが多いです。女性は長く付き合ったり、話をしてよく知りあってから好きになる傾向があります。
種類2:仲良くなる時に感じる好き
仲良くなる時に感じる好きは、一緒に居たいと思う種類の好きです。
好きとは何かわからなくなればその人と一緒に居たいと思うかどうかを確認しましょう。一緒に居たいと思うならそれは好きな気持ちがあるということです。
相手を好きという気持ちが自分の中で分からないとしてもそれは好きの気持ちが相手と一緒に居たいという気持ちに変化して現れているということになります。
種類3:受動的な好き
好きの種類には受動的な好きがあります。受動的な好きは、相手を受け入れようとする種類の好きです。相手の好意を得てから好きになる、受け身の種類の好きです。
自分から好意を表現することはせず、相手を待ちます。
種類4:愛してるという意味の好き
愛してるという種類の好きは恋愛における好きであり、心の底から好きだと思う気持ちです。愛してるとは、全く違った性質であっても相手を受け入れるということを指しています。
愛してるは、相手と一緒に居たいかどうか、相手に触りたい・触られたいかなども伴う好きの種類です。
犠牲になってでも相手を受け入れたいと思うなら、その気持ちは愛してるの好きという種類になります。
恋愛の「好き」の特徴
恋愛の「好き」の種類の特徴について挙げていきます。異性のことを好きになると、もっと一緒に居たい・距離を縮めたいと考えます。
女性が考える本当に好きとは、男性のように精神的な繋がりであることもありますが、それだけではなく一緒に居ることの安心感やそばにいて欲しいという気持ちであることの方が多いです。
女性は男性に比べると筋力や体力面で劣るため、どちらかというと守ってもらう存在になるからです。
特徴1:緊張感がある
恋愛の「好き」には、緊張感があるという特徴があります。恋愛の好きの種類に緊張感があるのは、相手によく思われたいという気持ちのあらわれです。
好きな人の気を引きたい、かっこいい・すてきだと思われたいという気持ちが緊張感に繋がります。
恋愛の好きの種類の気持ちを素直に表現できればよいのですが、それができないとさらに緊張感が増し、上手くしゃべれない・手が震えるなどの行動にあらわれてしまいます。
特徴2:相手を見ていたい
恋愛の「好き」に、相手を見ていたいという特徴があります。
恋愛で好きになる相手を、自然に目で追っていることがよくあります。これは人間の本能的な行動で、自分でも理性で対処できないぐらい自然な行為です。相手から目を離せなくなったら、恋愛の好きの証拠です。
特徴3:相手とたくさん話をしたい
恋愛の「好き」に、相手とたくさん話をしたいという特徴があります。
話をしたいということは、相手のことをよく知りたい・自分のことをもっと知って欲しいという欲求のあらわれです。相手に多大な好奇心を抱いている証拠です。
ただの友達にここまでの好奇心は湧きません。相手とたくさん話をしたいと感じたら、恋愛の好きの種類だと覚えておきましょう。
特徴4:相手とうまく話ができない
恋愛の「好き」に、相手とうまく話ができないという特徴があります。好きなのに相手とうまく話ができないときは、自分をよく見せようとして緊張しているからです。
こんな話をしたらへんに思われる・こんな話は退屈だろうかなどと、頭の中でいろいろ考えてしまって相手とうまく話ができない状態に陥っています。
好きなのにリラックスできない相手は、それだけこちらが大切におもっている証拠で、恋愛の好きの種類の可能性が高いです。
特徴5:二人きりになるとぎこちない
恋愛の「好き」に、二人きりになるとぎこちないという特徴があります。
好きな相手と二人きりになるとぎこちない場合は、恋愛の好きの種類の可能性があります。緊張している、または二人の関係を変えたいのに変える切っ掛けがなく、戸惑っている状態です。
二人きりになるとぎこちないということは、その先に進みたいと感じているからです。未知の世界は不安を伴います。無意識の恐怖が、ぎこちなさとなってあらわれています。
特徴6:異性として心配する
恋愛の「好き」に、異性として心配するという特徴があります。友達や知り合いとしてではなく、異性として心配する好きの種類は恋愛です。
異性として心配する恋愛としての好きの特徴に、見返りを求めないというものがあります。下心なく、本当に好きで異性として心配する行為です。
また、恋愛の好きであれば、必ず心配と一緒に行動が伴います。そのあたりの見極めも大事です。
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「好きになる法則: なぜ、好きという感情は生まれるのか?人が好きになる心理が分かれば、好きにさせることも可能です!」は、好きの法則を教えてくれる本です。
好きの種類や法則を知り、嫌いな人とも上手くできる方法をこの1冊でマスターしましょう。好きの種類を知って、人間関係の悩みを解決していきましょう。
友情の「好き」の特徴
好きの種類には友情もあります。以下に友情についての特徴を挙げていきます。
特に異性間では、自分自身で恋愛と友情の区別がつかなくて戸惑うときがあります。好きという気持ちの出発点は友情も恋愛も同じですが、想う気持ちの深さが違います。
相手のことを時々想うのが友情で、四六時中考えてしまうのが恋愛です。LINEなどの返信も無いとひどく心配してしまうのが恋愛で、友達にはそれほどの執着は感じないのが特徴です。
特徴1:二人きりでも緊張しない
二人きりでも緊張しないのが友情の好きです。友達といると、二人きりでも緊張しませんし、むしろいつもよりリラックスできます。
しかし、恋愛の好きは緊張感を伴います。相手に素の自分を見せて嫌われたらどうしようなどと、いろいろ考えてしまうからです。
友情関係の場合は、本当の自分を出しても嫌われる心配がないので、リラックスして付き合うことができます。本音をさらけ出した上での付き合いなので、緊張しません。
特徴2:二人きりより大勢で遊びたい
友情の好きは、二人きりより大勢で遊びたいと考えます。友達と二人でも楽しいですが、大勢でわいわいやりたいなと思えるのが友情です。人が大勢いると、楽しみも倍増するからです。
恋愛の好きの場合は、なるべく二人きりで会いたいと考えます。二人の間柄をより深めたいと思うからです。
特徴3:緊張感がない
友情の好きは、緊張感がありません。
友達付き合いに緊張感があると、友情は成り立ちません。友情は信頼の上に成り立つものなので、緊張感があるということは、相手を信用していない証拠だからです。
特徴4:気軽に下ネタが言える
気軽に下ネタが言えるのが、友情の好きです。友達同士にはなんの気兼ねもありません。気軽に下ネタが言えたり、冗談も冗談として受け流してもらえます。
恋愛の好きになると、軽いジョークも真剣にとられる可能性があるので、緊張感で滅多なことは言えなくなります。
好きの種類を見極めよう
好きの種類はさまざまで、自分でもよく理解できないときがあります。そのようなときはこの記事を参考に、自分の本当の気持ちをよく見極め、好きの種類を判断してください。
人が人のことを好きになることは理論では語ることができません。友情の好きなのか恋愛の好きなのか、きっちり見極め、ステキな出会いを見つけていきましょう。
好き避けを見分けることも大切
好きの種類のなかには、好き避けもあります。好き避けとは、好きなのに正反対の態度を取ることです。精神的に未熟で好きという表現が恥ずかしいと思う人が取りがちな行動です。
好き避けをする人の行動はたいへんわかりにくいので、下記のリンクを参考にしてください。好き避けについてよくわかります。