ガールなお悩み相談室 第8回:「センスってどうやったら身につけられるの?」

悩めるガールのお悩みに、VOGUE GIRL公式キャラクターのGIAがズバッと根拠もなく強気にアンサーする「ガールなお悩み相談室」。センスを磨くために何をすればいいの? 具体的な実践方法を、GIAがレクチャー!

Q. センスを身につけるには何をすればいい? ファッションやこだわりを磨くにはどうすればいいの?

■GIAからのアドバイス

「センスはないより悪いほうがいい」。これ、私の辛口の友人が言っていたものなんだけど、ぜひあなたにこの言葉をプレゼントするわ!センスがないってことが一番悲しくて、ないくらいだったら「あの人趣味が悪い、センス悪い」って言われたほうが、よほど個性的で楽しい人のはず。だから、「センスが悪いって思われたらどうしよう」なんて思わず、自信をもって自分のスタイルを見つけてほしいわ!今って、全体的に平均点を取れる人が素敵に見られがちだけど、実は何かに突き抜けている人、エクストリームな人のほうが、センスを持っているかどうかっていう意味では一目置かれる存在になるはず。

センスを身につける近道は、人から学ぶこと。どんなセンスを身につけたいかにもよるけれど、まずは理想とする人のマネから始めてみて。センスは人や映画といったカルチャーから盗むもの。憧れの存在に狙いを定めたら、どんなところが素敵なのかを分析して、実践していくことで自分らしさも身についていくわ。

もうひとつポイントは、できるだけ人前に出て行くこと。ワンステップ上の世界、ちょっとだけ背伸びした世界に出て、ちょっと気まずかったり恥ずかしい思いをすることって、センス磨きの栄養剤みたいなもの。あと、褒めてくれる友達を見つけることも重要ね。センスって褒められることでぐんぐん伸びていくから、皮肉屋なあの子とは適度な距離を保って、褒め上手な友達をぜひ味方につけてほしいわ!

センスって、ちょっと違う視点を持とうとしたり、自分を客観視できる人のほうがより磨かれていくと思う。たとえばワイドパンツが流行ってるときに右に倣えでワイドパンツを履くのではなくて「みんながワイドを履いてるなら、私はあえてスキニーを選んでみよう」とか、「ワイドの中でもユニークな形を選ぼう」とか、人と違う感覚を持つように心がけてみて。人とは違うものを表現してみようとすることで、よりオリジナルなセンスが磨かれていくから。

生まれ持ってセンスがいい人って実はほぼいないと思うの。早くからセンスが身についている人は、両親がハイセンスとか、センスにおける英才教育されてきた人ってだけの話。大人になった時点で“センスが欲しい”っていう人は、彼らと比べると残念ながらちょっとスタートが遅れているわけなんだけど、それでも諦めるのはまだまだ早いわ。ぜひ、今からセンスを磨いて、自分らしさを手に入れて。あっ!そうそう、VOGUE GIRLが発信している情報もしっかりと教科書にしてね!

ILLUSTRATION : TAROUT EDITORS:GEN ARAI, AKIKO MIYASHIMA

元記事を読む VOGUE GIRL

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